チーズケーキ
新年を日本で過ごし、アメリカに戻って来ました。私が住む地域は冬は寒く、雪も珍しくありません。日本では連日、快晴だったのが、雲が多く雨がちな天気が続く日々に時差ボケもなかなかスッキリしません。気分転換も兼ねて、近所に新しくスーパーがオープンしたので、行って来ました。
このスーパーはAldo というドイツ系のスーパーで、最近私が住む地域に進出してきています。ヨーロッパではメジャーなスーパーなようですが、アメリカでも出店を進めているようです。このスーパーの特徴はなんと言っても安さ。そのかわり、ダンボールに入ったまま商品棚に陳列していたり、店員さんの数も少ないかったりと、とにかくコスト削減出来るところはとことん徹底しています。野菜や肉などの食料品から生活雑貨まで、さまざま商品を提供しています。安いとは聞いていましたが、確かに安いものが多くあ果物やらジャムやらを次々とショッピングカートに。
目ぼしいものを探しながら、歩いていると、陳列だなにチーズケーキのセットを発見!甘党ではないけれど、チーズケーキは時々食べたくなる食べ物。値段を見るとなんと6ドルを切る、5.89ドル。それも、最後の1パック。
1パックで4種類の味が楽しめるバラエティーセット。これは、買いでしょうと、早速、ショッピングカートに入れました。
家に戻って夕食後にまず、プレーン味を食べましたが、アメリカのお菓子にしては、それほど甘くもなく、まあまあ。10代の頃、東京のモロゾフのチーズケーキが好きでよく食べたのを思い出しました。記憶の中のモロゾフの方が断然美味しいと思いますが、アメリカでは、そんな繊細な味は出せないので、これでも受分です。それに、スーパーのケーキに高いクオリティーを要求しても仕方ないしね。次回、日本に帰国したら、モロゾフのケーキは絶対食べようと思った1日でした。
読んだのかな〜?
皆さんは、どこで時間潰しをしますか。私は子供の頃から、何もするあてがない時に、本屋さん行って、ぶらぶら本を眺めるのが好きでした(もちろん本を読むのも好きでしたが)。子供の頃は、近所にも本屋さんが数軒あって、学校から戻ってきて夕飯まで時間がある時は、よく本屋へ通って本を眺めては、書棚に並ぶ本を手に取っては、次に何を読もうかワクワクしたものです。ところが最近は、個人経営の町の本屋さんは大型書店におされてなくなり(というか、若者の本離れのせいかな)、家の近所では、ふらっと行けるのは、〇〇オフという古本屋さんだけになりました。先日、ちょっと時間があったので、いつものように〇〇オフに足を運んで、柳田国男の『日本の昔話』という本を購入しました(〇〇オフなので、購入というほどの値段じゃないですけどね)。特別にこの本が欲しかったというわけではなかったんですが、他に買いたい本が見つからなかったし、大学時代に日本史を専攻したという理由から民俗学にも興味があったので、まあこの本でいいかと思い、購入を決定!
買ってしばらくは、机の上に置きっぱなしにしてあったのですが、やっと今日、少し読もうかなとペラペラと本をめくってみました。中には、1ページにも満たない、短い昔話がたくさん集められています。といっても、「猿かに合戦」とか「桃太郎」のようなメジャーな昔話はほぼなく、柳田が全国各地から集めた地方に伝承しているそれほど有名ではない昔話です。読むとはなしに、とりあえず昔話の題名だけを目で追いページをめくっていくと、最後のページにおばあさんと思しき人から孫へのメッセージが書かれていたのを発見しました。それは、ボールペンで書かれた走り書きのように、ちょっと右斜めに傾いている4行ほどのメッセージです。「〇〇ちゃんへ、柳田は日本の有名な民俗学者だし、お父さんも中二の頃、遠野物語を読んでいたから、今は、難しくても読んでみるといいよ」と。孫の成長を思って購入した本。おばあさんの優しさが伝わってきますね。
けど、このお孫さん、この本を読んだのでしょうか。どうも、残念ながら、その形跡は見当たりません。古本にしては綺麗だし、本の中ほどには出版社からの宣伝(広告)が挟まれたまま。しおりとして使う紐も綺麗に折り畳まれたまま。おばあさんのメッセージ自体も結構達筆だし、「むずかしい」が「むづかしい」と旧仮名遣い。これすら、お孫さんはわかったのかな?と思ってしまいましたが。そんなこんなで、お孫さんが読んだとは、どう見ても思えない状態。お孫さんは、読もうと思ってチャレンジはしたものの、やっぱ難しすぎて、最後まで読めなかったのか。はたまた、他の勉強やお稽古ごとで忙しかったのか。想像の域を出ませんが、たとえお孫さんがこの本を読まなかったとしても、優しいおばあさんと愛されていたお孫さんがいたという事実に、何かほっこりさせられました。もしかすると、このメッセージは、
よく積読(つんどく:本を買って満足してしまい読まずに机や本棚に積んでおく)をしてしまう私への戒め?なのかなという気もしなくもないですが。
ヒースロー・エクスプレス
ロンドン市内への移動
ロンドン市内への移動は、タクシーや地下鉄などいくつか手段があるのですが、私たちは8日間有効のブリットレイルパスを事前に購入していたので、ヒースロー・エクスプレスに乗って市内へ移動することにしました。ちなみに、ブリットレイルパスは、基本的にはイギリス国内の鉄道(地下鉄は含まれませんよ!)が乗り放題になる切符で、地域や日数によって、色々な種類と値段が設定されています。私たちが購入したのは、8日間でEngland内のみ(つまり、スコットランドやウェールズには行けません)というパス(切符)です。パスは郵送もしてくれるようですが、私たちは直接iPhoneにダウンロードしました。この方が、パスをなくす心配もありませんから。
そして、この切符の特典はヒースロー・エクスプレスにも乗れることです。通常なら25ポンドぐらいで、高めの料金ですが、このパスがあれば無料で乗れます。ちなみに乗車時間は市内のパディントン駅まで直通で15分程度です。
ただ、私たちが到着したターミナル2からエクスプレスの乗り場までは、結構歩かされました(10分以上は歩いたと思います)。
ヒースロー空港 Arrival Lounge
ヒースロー空港に到着
アメリカ東海岸から出発した便は、ヒースロー空港に早朝(現地時間の朝6時過ぎ)に到着です。ユナイテッド航空は、ヒースロー空港のターミナル2を使用しており、入国審査を過ぎた場所到着ラウンジがあるのですが、ビジネスクラスなどのお客さんのみ使用ができるそうで、エコノミークラスの私たちは当然使えません。でも、ダイナースクラブのクレジットカードを持っていると同じくターミナル2にあるPlaza Premium Loungeが無料で使えます。(同伴者は別途料金がかかります。)
そこで、私たちも市内に出る前に、ここでシャワーを浴びて、簡単な朝食をとることにしました。
ラウンジはとても小さくて、お客さんが20名入ったら、いっぱいという感じです。シャワーは入り口で申し込んで、20分ぐらい待ったでしょうか。その間に、簡単な朝食がセルフサービスで食べられます。メニューは卵にソセージ、マフィンなどがありました。
シャワーでスッキリ汗を流して、リフレッシュした気分で市内に出発です。
ユナイテッド航空機内食
機内食
ワシントンDCからロンドンは長距離なので、機内食が出ました。
メニューは麦のサラダと鶏肉の中華風です。アメリカで言うところのSesame Chicken のような味付けでした。日本行きの飛行機でご飯を使った機内食はよく出るのですが、大西洋路線でも最近はご飯を使った機内食が出るんですね。腹持ちがいいのとコスト的に安いからでしょうかね。
味は昔よりは、よくなったと思いますが、日系の航空会社に比べるとまだまだですね。
この後、デザートにアイスクリムーが出ましたが、溶けていてう〜んどうなんだろうと感じでした。全日空とかだと、逆にカチコチで食べらるようになるまで待たなければいけないんですがね。
イギリス旅行
- イギリス旅行に行きました。
- ユナイテッドクラブ
イギリス旅行に行きました。
ボストンから7泊8日で、イギリス旅行に行ってきました。イギリスは昨年の夏もちょっとだけ行きましたが、今年はイギリスの中部の町、バーミンガムとロンドンを訪れます。
ボストンからロンドンへは、もちろん直航便もあるのですが、ユナイテッド航空がロンドン行きがかなり安く売り出していたので、今回はユナイテッド航空の経由便で飛びます。
ユナイテッドクラブ
まずは、ボストンからワシントンDCまで行き、そこで国際線に乗り換えて、ロンドンです。ユナイテッド航空のゴースドステイタスを持っているので、国際線に搭乗する時には、ユナイテッドクラブが使えます。なので、飛行機に乗る前に、ラウンジで腹ごしらえをしました。
米系の航空会社のアメリカ国内のラウンジの食事は大したことがないのですが、サラダとスープがありました。旅行中は、野菜不足になりがちなので、サラダがあると嬉しいですね。お味の方は、まあまあでした。
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